「デザイナー」を知る
その名の通り、ゲームのデザインデータを作る仕事です。
分業制だが基礎は大事
キャラをモデリングしたり、UIを作ったり、モーションを作ったり
今では細分化された仕事がたくさんあります。
ただ新卒や未経験に求められるのは基礎力です。
デッサンであったり、配色、ソフトの使い方やデザインの基礎など
そういった素養が求められます。
努力・積み重ねが必要
そしてもう一点、言うまでもなく「センス」ですよね。
これは才能という意味ではなく、今まで積み上げてきたデザインデータの量や
経験値といった方が近いかもしれません。
たくさんの提出物をつくるのはもちろん、同期の学生たちは
大量に作品を作る毎日を過ごしていました。
コツコツ積み上げてスキルを上げていく感じですね。
プログラマーよりは人気職
プランナーほどではありませんが
こちらもプログラマーよりも倍率が高い職種です。
もちろん専門的なスキルが必要な分、一般の大学の方はあまり受けません。
ただプログラマーよりもキャラを作ったり、楽しそうな仕事なので応募者が多い印象です。
アートと言ってしまえば正解がないのでスキルがない方でも応募できてしまうせいもあるかもしれませんね。
手抜きは見抜かれます
全職種そうですが、採用しているのはプロの方です。
適当に作ったものは見抜かれるのでそういった方が通ることは少ない印象です。
プログラマーは作品完成への障壁が高く、そこに到達できないだけだと考えれば、実際の倍率はデザイナーと五分かなと考えています。
「コンポーザー」を知る
ゲームの音楽を作曲をする人です。
人気すぎる職種
こちらが最も倍率が高い職種となります!
私の経験からすると経歴が素晴らしい人を除くと
ほぼ不可能に近い職種だと感じています。
実際、仕事を選ばなくても音楽系の仕事に就くだけでも大変だったりしますよね。
そうすると音大の方も応募多数ですし、音大卒の人でも採用まで行くのはかなり難しいです(絶望的…)
そもそも採用枠がない企業多数
例えばゲーム会社って一番望みがある企業として中小企業があると思うのですが
100人規模企業だとそもそも一人も採用がないことが多いです。
あるとしても大手企業の枠ですが、開発が数百人のプロジェクトでやっと一人アサインされるレベルです。(しかも大手なので名門大卒とかと争うことになります)
プログラマー 、デザイナー合わせて100人以上いるプロジェクトに
コンポーザーは一人程度の印象です。
プログラマー、デザイナーの100倍の難易度と言っても
過言ではないかもしれませんね…
難易度順に並べる
これまで4つの職種を紹介しました。
それを個人的な意見となりますが、難易度順に並べてみたいと思います。
こちらのようになります。
順当にいくとこのような形の難易度になります。
確かにこうなりますよね…
ただ悲観する必要はないと思います。
この事実を知った上で、ご自身にあった動き方や職種がどれが良いのか、そもそもゲーム業界を目指すべきなのかを判断出来るようになってきます。
一人一人置かれている環境やスキルも違うので戦略も変わってきます。
そう考えると事実を知ることは大きな一歩と言えるのではないでしょうか。
何も知らず間違った道を何年も彷徨うよりは
良い結果になるかと思われます。
今回はここまで
書き出すと色々お伝えしたいことがあって今日中に終わりそうにないので
今回はここで一旦終わりたいと思います。
しかし客観的に「いかにゲーム業界に入ることが難しい」かを
ご理解いただけただけでも一歩前身です。
「敵を知ることで勝つ方法も見えてくる」はず!
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終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回はゲーム業界の職種別の難易度を紹介してみました。
次回は自身の就職経験を元にどのように就職活動していったかなどを紹介していきたいと思います!
また近いうちに「つづき」を書きますのでまたご興味がありましたら
画面左下のベルマークで本サイトを購読していただけますと幸いです。
では本記事をここまでお読みいただきありがとうございました。
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