今回は「在学中の私の考え方、在学時の勉強習慣」などについてお伝えしたいと思います。
1つの専門学校にいると周りが「どの程度頑張っているか」見えづらいと思います。
ゲーム業界に行けた人がどういった生活を送っているか参考にしていただけますと幸いです。
これまでの記事
これまで本シリーズでは実際新卒でゲームクリエイターになった筆者が「ゲームクリエイターになるために知っておきたい」ことを実体験を元に綴っていくものとなります。
最初から読むと理解しやすいと思いますのでぜひ一読してみてください。
入学後のマインド
めでたく専門学校に入学し、勉強づけの毎日が始まりました。
そして生活していた時の雰囲気や自分で決めていたことや強く持っていた考えをお伝えしたいと思います。
授業内容は常に「100点」を目指す
授業の内容は「全部理解できる(100点)」を目指していました。
最初は底辺高校から来たので一般科目が基本全くわからないため
授業や放課後に出来る子に何度も聞いたり、先生を引き止めてかなり聞く毎日です。
試験もない専門学校なのに最初は下から数えた方が早いぐらいでした。その上パソコンも苦手という…
それでもわからなかった時は帰宅時の電車内、家で復習したりして
次の日になってもわからなかったら、さらに先生や友達に聞く
わかるまで「絶対に諦めない」スタンスでした。
今思えばこれをしていなければ
ゲームクリエイターになれなかったと感じています。
これが以前お伝えした「生半可な覚悟」だとなれないとお伝えした理由でもあります。
一度身につくと繰り返すだけ
するとそれ以降、応用問題などが出てきても「恥ずかしげもなく聞く」ことを繰り返し
卒業までほぼ「授業内容は完璧にできる」ようになりました。
ちなみに専門学校は短期で教えるので基本的に不要な授業はしません。
全ての授業内容がほぼ完璧でなければゲームクリエイターになれる可能性はどんどん下がっていくので注意してください。
当時はただでさえH○Lの人たちにも遅れを取ってるんだから「100点無いなら無理でしょ」と焦ってました。しかし、まさにその通りだったと今は感じます。
当時は平均で80点~90点前後のぐらいの成績だったと思います。
周りの生徒に「振り回されない」
学生だと誰かが遊んでいると自分もその輪に入って「ダラダラ」したくなりますよね。
ただその人たちがゲームクリエイターにしてくれるかといったら「No」です。
私も人間なので教室で誰かが遊んでいるから
自分もだらけたり、遊びたくなる衝動を抑えるのが大変でした。
ただ入学以前から「覚悟」を持っていたので誰かが遊んでても流されないように真面目にプログラミングや課題をひたすらやっていたように思います。
余談:ゲーム会社にダラける人はいない
この気持ちを抑えるのが大変だったのは学生の時だけでした。
ゲーム業界にいる人は勤勉な人がかなり多いです。おそらくそういう人でなければ業界に入れないという証拠かもしれませんね。
ライバルは外にいる
友達が遊んでいると遊んでしまうのはいわば
「ライバルがダラけているから」です。
でもよーく考えてください。
就職活動するときは「色んな専門学校・大学などの生徒」と「限られたイス」を取り合いますよね。
「ライバルはこの学校ではない。その他大勢だ!」
という認識は持っていました。
このおかげか学校の成績も1~2位をずっと維持しているような感じでした。
ただ成績が良くても「井の中の蛙、小山の大将」にならないように常に気をつけていました。
他人がみて「可哀想になる」ぐらい努力する
人って自分に対して「甘く」なることがほとんどですよね?
「これぐらいで良いか」って自分を甘やかす人は私も含め多いと思います。
ただ人間という生き物は元来「自身を異常に高く見積もる」習性があるらしいです。
「あれ?自分ちょっとイケてるんじゃない?」とか
自分の声を録音したら「変な声!」という思春期の「あるある」は
この「自分を高く見積る勘違い」が原因かもしれないですね…
高校生の時に自身に対して「自分に甘いな」って感じていたこともあり
基本的に自分に甘いから自分の価値観ではダメ。
他人から見て、業界に入れなかったら可哀想になるぐらい努力しよう!
と心に決めていました。
人から見て、努力していたらそれは「言い訳」でもなく
「本質的な努力に近いもの」ということですね。
「才能はない」と思って動く
基本的には自分のスキルや結果におごったり、勘違いしないように常に自制していました。
才能がないと思えば自然と「努力でカバーするしかない」という思考になるのでおすすめです。
そういうマインドを持っていれば業界に入った後も
人間的にも謙虚になれるので人間関係もうまくいきやすいです。
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