今回は久しぶりの文法編です。
タイトルの通り「接続詞」についてお伝えしたいと思います。
今まで副詞について隠していた真実についても触れていますのでご興味のある方はお読みいただけると幸いです。
前回の記事
接続詞とは?
接続詞とは品詞の一種です。
そして文字通り2つの文章同士を接続するためのものです。
またここで言う文章は一つの(SV~)という塊のことです。
I like an apple. ←これが一つの文章
そしてイメージとしてはその文章と文章を
接続詞という「のり」でくっつけるイメージです。
文章1 + 接続詞(のり) + 文章2(下手な絵ですみません…)
有名なものを例に出すと
Because・・・なぜなら〜、〜だから
ではないでしょうか。
有名なものなのでご存知の方もいると思います。
ただ知らない方もいると思うのでこれから具体的な使い方をお伝えしたいと思います。
Becauseの使い方
では例として
「本を買ったのでそれを読みます。」
という文章を「Because」を使って作ってみたいと思います。
I read a book, Because I bought the book.
私は本を読む、なぜならその本を買ったから。
いかがでしょうか?
I read a book.
私は本を読む
という文章と
Because I bought the book.
なぜならその本を買った
という文章が「Because」という「のり」で接着(接続)されていますね。
ちなみに「Because」の前に置かれている「,(カンマ)」は文章の切れ目がわかりやすくなるように置いています。
基本的に「,(カンマ)」は文章同士の境目がわかるように接続詞の前後に置かれたりします。
ただ説明すると複雑になるので
「カンマは文章の境目だったり
強調するために置いたりするんだなぁ〜」
と簡単に覚えておきましょう。
実は接続されていない場合もある
先ほどの例文は文字通り接続されていたのでわかりやすかったですよね。
I read a book, Because I bought the book.
私は本を読む、なぜならその本を買ったから。
ただこの文章、実は見た目で接続されていなくても大丈夫なのです。
例えば
Because I bought a book, I read the book.
私は本を買ったから、その本を読む。
これを見ると
「真ん中に無いから全然接続されてないじゃん!」
って思いますよね。
はい、まさにその通りで見た目で接続されていない場合でも接続詞を使うことができるのです。
ただ文法上は2つの文章を1つの文章として解釈できるようになるので見た目上は接続されていないとしても拡大解釈すれば文章全体は接続されていると言えるのではないでしょうか。
そしてその理由についてはこれからお伝えしていきます。
2つの文章には名称がある
さきほど接続詞によってくっついている文章を二つの文章に分割しました。
それにはそれぞれ名称が存在します。
そしてそれは品詞の項目で説明した副詞に関係しています。
では先ほどの文章
Because I bought a book, I read the book.
ですが、この文章を分解すると下記2つの文章になります。
そしてその文章の役割には名称があります。
I read the book. ・・・主節(しゅせつ)
Because I bought a book. ・・・副詞節(ふくしせつ)
主節はこの文章全体のリーダー的な存在で無くてはならない存在で
そして文章においての結果や結論になる重要な文章です。
副詞節は主に接続詞などが用いられた文章側をそう呼びます。
ただ品詞で説明した「副詞」がなぜここに?と思いますよね。
この副詞節というのは文章の中でも副詞と同じ特徴を持っているためこのように呼ばれています。
ではその特徴とはなんでしょうか。
次は副詞ついて詳しく説明したいと思います。
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