今回は英文法編「比較(ひかく)」をお伝えしたいと思います。
「比較」って堅苦しく聞こえますが紐解くと難しくはないんです。
ひとまず今回はどんな風に使うかだけお伝えしたいと思います。
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比較とは
要するにいつも・前より違う時に使うものなんです。
たとえば前より良い携帯を買ったときには「その携帯は前のより良い」と言いたいですよね。
比較はそういう時に使うものなんです。
使い方
まずお伝えしないといけないのは「前より良い」と言いたい時にどう言いますか?
さきほどの「その携帯は前のより良い」で考えてみましょう。
基本形は下記になります。
The cellphone is good.
その携帯は良い。
これではただの良い携帯ということしか伝わりませんよね?
そんな時に「比較」なんです。
The cellphone is better.
その携帯はさらに良い。
これでさらに良くなったことが伝わりますよね。
あとこれは覚えるしかないのでここでは割愛しますが「Good」の比較級は「Better」なのでそうしました。
そして中学英語を知ってる方はこの文章、違和感を感じたのではないでしょうか?
「than ◯◯」は無くても良いということ
なぜ違和感を感じるかと言うと中学英語の比較では必ずと言っていいほど「than ◯◯」をつけるという形式があるからです。
さっきのを例に「than ◯◯」を使ってみます。
The cellphone is better than before.
その携帯は前のよりさらに良い。
いかがでしょうか。日本語的には正しくなったのではないでしょうか。
でもこれ・・・実は無くても良いんです!
よく考えてみると先程の文章「The cellphone is better.(その携帯はさらに良い)」だけでも携帯が良くなったこと、比較するものが前の携帯であることは言わなくてもわかりますよね。
ちなみに「than」は前置詞なのでその後の「before」は名詞です。
英語で別になくても良いもの
比較だけに限らないのですが、言葉には特に言わなくても良いものってありますよね。
そう考えると今回の「than ◯◯」がなくても良いのもうなづけるのではないでしょうか。
あとこれらはブログで取り上げてないものもありますので、わからなくても心配しないでくださいね。
全文:I can do it.
省略:I can.全文:I know that she is kind.
省略:I know she is kind.
これらは言わなくても、理解できるものばかりです。
そして「I can」にいたっては日本語の「私はできる」と同じで省略してもわかるのではないしょうか。
このように言わなくても良いことはクドく聞こえてしまうので無くても良いものは省略しても良いと個人的には思います。
good以外の単語を比較級にしたい時
今回は「good」の比較級「better」のみを使用してきましたが、英語には他にもたくさんの比較級があります。
基本的に比較級にできるのは形容詞です。
「good」の場合は特殊な変化(good→better)をしましたが他の形容詞を比較級にするのは非常に簡単です。
それは語尾に「er」を足すだけ。
nice→nicer(良い→さらに良い)
fast→faster(早い→さらに早い)
そして長い単語の場合、単語の前に「more」をつけます。
important→more important(重要な→さらに重要な)
なぜ「more」なのかわかりません。汗
ただ個人的には単語が長過ぎるとわかりにくいのでそうなったのかなと思っています。
「importanter」だと若干わかりにくい気もしますしね。。。
あと「er→more」にするルールは文法的には単語の発音が3音節以上などはありますが学者でもない限り重要ではないと思っています。
とにかく長い単語には「more」とおぼえましょう。
最後に
今回は比較を取り上げましたがいかがだったでしょうか。
日本語にはなく直訳で理解できない部分なので難しく感じた方もいらっしゃったと思います。
ただ日本語にない表現は使って覚えたほうが良いので日本語の「これは前のより良い」とは言わず「This is better.」のように口に慣らしてみてください。
そうすると自然にその感覚は身につきますし、その便利さに気がつくと思います。
長くなりましたが、今回はここで終わりです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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