PR

【Unity】新価格でビッグタイトルを検証してみました

Unity新価格で計算してみた Unity

「ウマ娘」で計算してみる

前回のコメントで頂いた「ウマ娘」を取り上げてみます。

ウマ娘で検証

コメントありがとうございました!

 

ウマ娘の情報を集める

まずはウマ娘の情報が必要だったので調べていきます。

ここにまとめてくださっている方がいたのでこちらを参考にさせていただきます。

まとめてくださって助かります

 

 

月々の売上

ただ発売年の2021年のデータがないので2022年の売上から入力してみます。

1月 72億1,299万
2月 59億1,406万
3月 89億504万
4月 56億738万
5月 68億6,184万
6月 44億9,069万
7月 58億9,405万
8月 50億9,491万
9月 45億721万
10月 58億2,046万
11月 46億9,939万
12月 37億5,514万

サクナ姫の売上をひと月で超えてしまうとは…

モバイルゲームおそるべしですね

 

年間の総売上

これらを合計すると約650億!

さらに月平均にすると54億ぐらいです。
ドル換算にすると「約4154万ドル」となります。

天文学的だ!企業も大きくなるわけですね!

 

エンゲージメントを調べる

ここの情報を見るとリリース5日目には100万DLに到達しているのでランタイム料金に該当します。

5日で100万インストール…しゅごい

 

2022年の月間エンゲージメント数を調べる

さきほどのサイトには2021年末に1200万に到達していると表記されていました。

そしてこのサイトには2022年12月末に1700万ダウンロードに到達とあります。

なので対象の2022年のダウンロード数は500万ダウンロードぐらいと予想されます。
そして12ヶ月で割ると月に約42万程度となります。

リリースした年と比べると少なくなりそうですが
すごい数字です。。。

ランタイム料金を計算してみる

ランタイム料金で計算すると

ウマ娘の売上計算

2万4770ドル、日本円にすると約322万円でした!

あれ、安すぎない…?

 

2.5%での計算してみる

そして月々の売上である54億に2.5%で掛けた場合、1億3500万円となりました。

高すぎる!というかさっきの322万円との差がすごい!

そう考えるとウマ娘に関してもランタイム料金(322万円)を選ぶ事になりそうです。

 

検証の注意点

今回はソフト価格などの「外側から見た売上」のみで計算しましたが、一般的にゲーム開発は様々な企業や開発者によって成り立っているため、売上はもっと色々差し引かれた形となるのでもっと少ない可能性が高いです。

他にも私が把握しきれていない複雑なルールとかもあるかもしれないことにもご注意ください。

税金並みにルールが複雑な気がしてきました。
Unity税と言われる所以はここなのかも

 

無料アプリはエンゲージメントが大事そう

さきほどの項目にあった「現在までのエンゲージメントが100万を超えている場合」に
ランタイム料金がかかるので単価が確定できる有料ゲームより無料ゲームの多少辛くなることは間違いなさそうです。

  • ウマ娘のような課金要素が豊富なゲーム
  • 広告しか収入源を持たないゲーム

では今後負担が変わってきそうな予感はします。

前々回お伝えしたインストール単価を上げる必要があるのは
変わらないかもしれないですね

 

「自己申告」という点は少し気になる

また話が大きく逸れましたが
本題の記事の内容に戻って、さきほど少し気になる内容がありました。

すでに入手しているデータからの自己申告によるものです。

自己申告でペナルティがないとなるとなんでもありになってしまいそうなので
後々、なにか対策が練られそうな予感はします。

本当に自己申告なら悪い人はやりたい放題ですからね
Unity脱税とでもいうのでしょうか…

 

税金で考えてみる

ちなみに日本の税金も自己申告です。
しかし、なぜバレてしまうかと言うと様々な要因があるのですが

  1. 任意の税務調査
  2. 経費のバランスが変
  3. 取引先が脱税していて連鎖的にばれる
  4. わかってるけど泳がしている
  5. 他人からのリーク情報

などがあるそうです。

特に「3番の泳がしている」理由としては税務調査をしても税務調査官などの人権費などを考えると割に合わないため大きく脱税している人を中心に調査を行うと聞いたことあります。

税理士の先生がそう言っていたように思います

「バレない」ことはないので絶対しない

Unityは最先端のIT企業です。
個人の売上など客観的なネット上にある情報からも推定できるような社会になっていくと予想されますので下手な無申告は避けた方が無難そうです。

税金のペナルティである追徴課税のように
プラスアルファで多額の請求がないとも限りません

 

余談:スノーデンという映画

余談となりますが、映画スノーデンをご存知でしょうか?

映画 スノーデン

アメリカのCIAで情報機密を取り扱う人が主人公なのですが
正義感をもって国がついている嘘をリークしたことがきっかけとなる映画です。

その中の描写で彼が日本の米軍基地に滞在していた時、国内の個人や企業PCに簡単にアクセスしたり、カメラの映像を見ている描写もあって
私はそれ以来、バレないことは無いんだと思いながらパソコンを利用するようになりました。

衝撃なシーンではあったのですが、スノーデン氏、自ら日本人の方々を心配している発表も多いので本当なのかもしれませんね…

 

アナウンスの締めくくり

新価格の内容のしめくくりとして下記のようにありました。

私たちはクリエイターにとって最高のエンジンを作り続けたいと願っています。私たちは心からこの業界を愛しています。そして、皆様こそがその理由なのです。
皆様からのたくさんの貴重なご意見、また厳しいフィードバックをお寄せいただき、心から感謝いたします。

ユーザーへの意見についてゲーム愛を伝えていますね。
ここまでじっくり見てみて、概ね良い印象を受けました。

実際のアプリで計算したこともあって納得感があります!

 

新料金について

今回の価格変更により、どんなに高くても2.5%を超えないようになりました。

前回紹介したイージーポーザーのように
売上の2倍を払うようなこともなくなったので安心感がありますね。

しかし、イージーポーザーは他のゲームエンジンに移行することを決めているようで料金設定が戻ってもUnityに戻ることは無いと明言していたのでおそらくUnity以外のゲームエンジンを使うことになるとのことでした。

仕方ないか…また価格改定がないとも言い切れないですし

 

今回の炎上を通して感じること

Unityに限らず信用を失うは一瞬だということを考えさせられる一件でした。

多くのユーザーは本件以前は軽く目を通す程度だった利用規約を
今回の件を経験したこともあって細かにチェックしていた方も増えたはずです。

それが信頼を失うということなのかもしれません。

以前は規約を読まなくても「良いらしいよ」という噂程度で利用していた人も多かった気がします。

それは小さいようで
とても大きな損失な気がしてしまいますね

 

信頼を取り戻すのに必要なのは「時間」だけ

またいつか価格の変更が行われる可能性も否定できないので
今後、利用者は念入りに確認する人も多いでしょうし、信頼を壊すのは一瞬ですが、また信頼を積み上げるのはとても時間がかかりそうです。

これからのUnityに期待ですね!

 

活動内容のPR

下記が本サイトでの活動内容となります。

他の開発動画を見る

 

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は主にUnityの価格変更の発表を読み解きながら解説してみました。

個人的には実際のタイトルで計算してみたので安心感を得ることができました。

結局どうなるの!?っていうのがありますものね

ただ注意してほしいのは「計算した内容が間違っている可能性」もありますので
参考にする場合はご自身でも必ず資料を理解した上でご利用ください。

あくまで「やってみた!」程度のものとなります

また間違いや気になる点、感想などがあればコメントしていただけます幸いです。
ではこの度はここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

コメント

スポンサーリンク
Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

Ads Blocker Detected!!!

We have detected that you are using extensions to block ads. Please support us by disabling these ads blocker.

タイトルとURLをコピーしました