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【就職】ゲームクリエイターになるために知っておきたいこと!(最終章 就職活動編)

ゲームクリエイターになりたい就職活動編 キャリア

就活の面談はお見合い

「お見合い」はある人を介して結婚前提で
事前に相手の情報や家柄などを知った上で結婚するための手段の一つですよね。

一昔まえの漫画やドラマなどで
親戚が結婚相手を探してくるといったことがありますよね。

もしあなたがお見合いするとして

まずお会いする前に相手の「勤めている企業、職種、学歴、見た目、趣味」などを
知った上で実際にお会いしたいと思いますよね。

それはいわば「就職活動で言うところの書類選考」と似ています。

そう考えれば「実際にお会いするのは面談」と言えますし
そして実際の「結婚」は就活で言うところの「内定」と考えることもできます。

これらは「お互いに何を与えてることができて、何を受け取れるか」というイメージを共有できていなければ成立しません。

なので、もし片方にメリットが偏っていたり(釣り合っていなかったり)すると破談になることも多いと思います。

例えば学生の私が大手企業に応募(お見合いを申し込み)、学歴だけでお断りされる(会うことすら叶わない)とイメージしていただければわかりやすいかもしれません。

 

会社と社員はギブアンドテイク

片方がキャッチボールではなくドッジボールのように一方的に自分の意見や希望だけをぶつけるだけではうまくいかないことはイメージしやすいのではないでしょうか?

なので「企業と応募者の関係」はそれと似ており、企業は「給与、ゲーム作りを経験する環境を提供できるがあなたは企業にどのような貢献ができるのですか?」という話になってきます。

そして「情熱を伝えること」を勘違いしてしまい、一方的に自分の意見ばかり面談で伝えてしまうと「ほぼ採用されない」と思った方が良さそうです。

結婚(採用)は両者の合意のもと行われるものなのです…

 

企業が「現在できないこと」は言わない

また「企業ができないこと」をしたいと言っても採用されづらくなります。

例えば

お見合い相手が月収20万しかないのに高級車に乗りたい

というような人はお断りするのと同じ原理です。

なので面談では「企業から何を受け取って、自分は何を渡せるのか」を
それをイメージした上で発言をしたほうが採用されやすいかと思います。

採用したは良いが愚痴を言われたり、トラブルになったりするのも嫌なので
優秀であってもミスマッチであれば会社側も採用を控える可能性があります。

面談はお見合いなのでお見合い相手(会社)の希望や気持ちを考えてお話する方が良いように進みやすいと思います。もちろん、それを配慮した上で伝えたい情熱などあればお伝えしても良いと思います。

 

自分のレベルを履き違えない

スキルレベルが高ければ会社もある程度譲れる内容や努力してもらえるケースもなくはないです。

ただ「学校の成績、作った作品のレベルが低い」場合に
選り好みやわがままを言っていると「お祈り」待ったなしです。

これも「お見合い相手が特に見た目も好みでもなく、ハイスペックでもないのにわがままな人」が誰にも相手にされないのと同じです。

学校内また校外含め、自分の状況やスキルを
客観的に把握することが就活の始まりです!

 

謙虚な気持ちになる

もちろん、実力があったとしても力に溺れず面談では謙虚な気持ちを忘れないようにしましょう。

そのあたりのバランス感覚が苦手な方もいるかもしれないので
小さな企業を受ける場合でも下記を意識すると良いかもしれません

  • 働かせてもらうこと自体がありがたい
  • ゲームを作ってご飯を食べられる時点ですごい企業

ぐらいに考えて面談に挑むと安心かもしれません。

実際自分もそう思って就職活動していました

そして「なぜゲーム業界ではそのように下手に出なければいけない」のか
というお話もしたいと思います。

 

ゲーム業界は倍率が高すぎる

大人はおろか、子供がなりたいと言い出すほどゲーム業界は入りたい人が多い業界です。

以前の記事でお伝えしましたが専門学校で
専門的に勉強した人が5%ほどしか通過できない倍率です。

私の肌感ですが、これほど人手不足が謳われている昨今ですが
一般の仕事とは違う点でゲーム業界で人手不足は起きているように感じます

 

「ゲーム業界で働きたい人は多い」けど「使える人が少ない」問題

普通の仕事では不人気だったり、そもそも興味なかったり
体力的にきつかったり、そういった理由で人手不足が起こることが多いと思いますが

これだけ体力的にきついことや給料が低いと知られている現在であってもゲーム業界の応募者は多く、どちらかといえばスキルレベルが低いから採用できないケースが多いため人手不足と言われているケースが多いです。

なので採用のハードルは非常に高いです。

ゲーム開発は誰かが足を引っ張るとチーム全体が遅れてしまう可能性がある仕事です。なので「試しに採用してみよう」とか楽観的な採用をすることはあまり聞いたことがないですね。

 

人気者なので「謙虚にならなければ成立しない」

業界的にもあくどいタイプの人は少ないので
その立場を利用して横柄な態度を取る人もほぼいないのですが

以前もお伝えしましたがこの業界は労働環境が過酷になりがちですし
他業種に比べると労働時間の割に給料が高くないので

新卒で給料が安い…

残業嫌だ…

というような権利を主張ばかりをする人は採用されづらくなる傾向があるかと思います。

私自身も後先のことは考えてませんでしたが

キツイのと給料低いのは承知してる
その時は馬車馬のように働こう

と覚悟していました。

 

実体験:入社したあと本当に大変だった

実際、初めてのプロジェクトでは丸1年は毎週の休日出勤は当たり前、終電(11時頃)まで毎日作業という環境で、時には数日会社に泊まることもありました。

正直、その年の仕事以外のプライベートの思い出はゼロです。

仕事以外の記憶がありません…
しかも給料は生活できるか否かの最低ボーダーぐらいの額でした

ただ現在はかなり改善されつつあるところもあるのですが
まだ一般職に比べると納期前はかなりハードな方になると思います。

 

応募は多いので「怪しいラインの人」は採用されづらい

そういった労働環境や待遇について「クレームを言いやすそうな応募者」は
今後トラブルの原因にもなるので採用を避ける可能性はあるかと思います。

あとゲーム業界自体が人気なのでお祈りになったとしても、次の応募もすぐ来るので不採用することへの抵抗も普通の人手不足な企業より少ないと思います。

悪い部分でもありますが、どうしても入りたい人が多い大学、企業、業界はこういった形なってしまうところはあります

 

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次は社会人のマナー「本音と建前について」です!

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