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【ゲームクリエイター就職】ゲームプログラマーに数学は必要?実践した勉強方法を紹介

ゲームプログラマー に数学は必要か ゲーム数学・物理

ゲーム業界に入ることの難しさを知る

まず前提として理解していただきたいのが
ゲーム業界に入るのは普通に就職するよりも何倍も難しいことです。

そして、なぜ難しいのかということは私の実体験からお話できればと思っています。

私が専門学校を通してゲーム業界に就職した話などを例にお話します

 

専門学校に入った私

私はゲーム業界に就職するべく専門学校に入学したのですが

実際に専門学校に入って肌感で感じたのは
新卒で業界に入ろうとすると圧倒的に勉強やゲーム制作の時間が足りないことです。

専門学校では私は3年制を選んだためまだマシでしたが
短ければ2年で卒業しなければならないケースもあります

 

大学でも時間が足りないと思われる

もし大学であれば単位も取らないと行けないため
ゲーム関連の勉強に割ける時間は少ないと考えられます。

学科が違う可能性もありますし、何よりゲーム開発について誰も教えてくれない環境で仲間も居ないのはモチベーション維持の点でも大変そうです…

 

ゲーム業界はとにかく倍率が高い

下記の記事でも触れているのですが

ゲーム業界は人気職のためゲーム業界に新卒で入ろうとすると
かなりの努力が必須な上、さらに作品作りに多くの時間を割く必要があります。

そのためカリキュラム上、数学に割く時間は最低限になるケースが多いと思っています。

作品がないとそもそも応募できない企業も多いのですよね…

 

専門学校は鬼スケジュール

ちなみに専門学生の場合、入学6ヶ月でプログラムと最低限の数学を叩き込みます。
そして作品作りに6ヶ月を費やし、2年制の場合、翌年はもう就職活動という鬼のようなスケジュールなので尚更急ぐ必要があったりします。

稀に2年制でも元々プログラミング・勉強ができる(数学得意)タイプの人はいけるケースがありますが、偏差値が高くない学校だった人にとっては基礎力がないのでかなりの難易度になったりします。

普通に考えてやること多すぎですものね…

 

実録、新卒・未経験採用の難しさ

私が就職したときは就職氷河期真っ只中のこともありましたが
在籍した学校のゲーム学科は40人程度でしたが実際ゲーム系に就職できたのは2名のみです。

他の学校に話を聞いても、氷河期でなくても数人いれば良い方だとか

 

現在でも未経験で働くのは難しそう

最近では転職も活発になり、初心者でもUnityで簡単にゲームを作れるようになりましたが
今も就職することが難しいことには変わりが無いようです。

ゲーム業界の労働環境が悪かった時代でもなりたい人が多かったので
労働環境が改善された今はさらになりたい人は増える傾向があるように思います

 

もう一つの理由として、そもそも企業が経験のあるエンジニアしか求めていない傾向は高く
転職が活発になった弊害か、未経験から育てても数年経つとやめてしまうので
未経験が入りづらくなっているので今も昔も同じぐらい難しい印象もあります。

結局ゲーム会社は他の人よりも
輝くような努力をみせないと振り向いてはくれないんですよね…

 

受かる人はたくさん受かる事実

ちなみに就職活動は運要素はなく、技術・コミュ力など総合力が高い人は内定をたくさんもらって苦手な人は内定が全くもらえないことが多いように感じます。

採用されている人を見る限り、不景気で仕事がなくても
有望な人はドンドン採用されている印象です

 

そしてゲーム業界の知り合いもいくつか受けて
そこしか受からなかったみたいな人は少なかった印象です。

「欲しい人はどの会社も欲しい!」ということだと思いますので
運には頼らず確かな実力をつけることをおすすめしています!

あと一点よくある志望者の勘違いとなるのですが
ゲーム業界だからといって「ただのゲーム好き」を雇うこと絶対に無いということを肝に銘じておいてほしいです

 

 

大げさではなく「底辺学生」でした

ここで数学ができないからと諦めモードの方にお伝えしたいのは

私も当時、底辺高校の底辺の成績だったので
入学したばかりの頃から基礎もわからなくて泣きそうでした。

専門学校に入学して勉強するまで
数学はほぼできませんでしたね…

 

学校で教えるスピードでは間に合わない

ただ専門学校で学ぶ内容はゲームで使う数学は本当に最低限であり「初歩の初歩」です。

あのペースで勉強していると実際就職で使えるレベルに到達するには
間に合わないと今となっては感じています。

ちなみに専門学校は稀に頭良い高校の出身者とごちゃまぜになるので
レベルの低い高校出身者は大抵置いてけぼりです…

 

その時、数学を学ぶために買った本

そして数学がヤバすぎると、底辺かつ極貧学生だった私が
泣けなしのお金で購入したのがこちらの本です。

ウェンディ・スターラー著
ゲーム開発のための数学・物理学入門

この本では私みたいに基礎も何もわからない人は数式の解き方などを調べる必要がありますがゲーム業界で最低限必要な数学、物理が詰まっています。

正直この本を一周して自身のゲーム開発に反映できればゲーム業界で飯は食っていけると思います。それぐらい必要な知識が揃っています。

普段、本を読まない人や数学が苦手な人は気合入れないと挫折するので
「自分の人生を変えるターニングポイント」として取り組んでみてください

それぐらいの覚悟を持ってやり遂げればゲームプログラマーとしての
最低限の数学知識は得ることができるはずです!

 

私の勉強方法

ちなみに私は寝る前に1日1日1セクションずつ進めてすべての章を読み終えました
一気に読む必要はないので毎晩習慣にして読んだり、練習問題を解いたりすると良いと思います。

ただどんなに時間がなくても
絶対にサボらないようにだけは気をつけていました!

 

余談:先日のUnity炎上で感じること

先日Unityが大炎上したことを皮切りに
どのゲームエンジンを使うべきかという論争になりました。

ただ私自身はそれほど焦りはありませんでした。

なぜかというと、ゲームエンジンを構築する
数学やコンピューターグラフィックスなどの知識があったためです。

その基礎的な技術知識があったため
Unityじゃないエンジンに移植する道筋なんかもある程度立てられました。

元々ゲームエンジンの無い時代からゲーム作っていたのであのとき学んだ数学やCG知識が強みなのだと気付かされた一件となります。

勉強をすれば本格的なゲームプログラマーを目指されている方の
将来は広がるだろうなとは思います!

 

活動内容のPR

下記が本サイトでの活動内容となります。

他の開発動画を見る

 

最後に

今回はゲームを作る人で数学が不要な人、必要な人はどのように勉強をしたかを私の実体験を通してお伝えさせていただきました。

さきほど紹介した本は下記のように
私の人生を変えた本であったと言っても過言ではないと思っています。

  1. ド底辺高校のド底辺で絶望(2年中頃に勉強習慣をつけ始めた)
  2. 専門学校から猛勉強(←ココで数学に取り組む)
  3. 新卒でプログラマー採用
  4. リードプログラマーだったプロジェクトが成功
  5. 英語出来ないコンプレックスでカナダに1年留学
  6. 大手に再就職
  7. フリーランスで独立

人によっては大したことないと思われるかもしれませんが
個人的にはド底辺高校生だった人間の割には這い上がったように言える気がします

 

苦手な方には難しいとは思いますが、学生やゲームプログラマーを目指されている方は
騙されたと思って、あの本を一周出来るように頑張ってみてください。

ゲームプログラマーにとってあの本は決してムダになりませんので!

毎日の積み重ねが今の自分をつくっているのでぜひ

 

では今回はここで記事は終わりたいと思います。
もし意見や感想など何でも気になることがありましたらコメントいただけますと幸いです。
ではここまでお読みいただきありがごうございました。

 

 

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