以前、ゲームプログラマーになるためには数学が必要なことをお伝えしたので
その流れで簡単な解説を作ることにしました。
今回はゲーム空間内での位置を表す「座標」です。
数学が必要な理由
こちらの記事にゲームプログラマーになるために
なぜ数学が必要で簡単に理解することが重要か書いております。
座標とは
ゲーム開発では初歩の初歩となりますが座標とは
2D(XYの二次元)や3D(XYZの3次元)ゲーム上の位置指定するものです。
例えばゲーム機に

「あのコンビニで~」
と言っても通じません。
なので数値化した場所を教えてあげる必要があります。
例えばそのコンビニが横方向に1つ進んで、縦方向に3つ進むのであれば
座標は(X=1, Y=3)となります。

コンビニの座標(X=1, Y=3)で~
こんな感じでゲーム機に場所を教えて上げるためのものが座標です。
ゲームでどのように使うか
下記の画像を見てみてください。
青色の線が「X軸」と呼ばれる横線、緑色の線が「Y軸」と呼ばれる縦線です。
そしてその縦軸と横軸が交差する点が「X=0, Y=0」の原点と呼ばれるゲーム世界の中心です。
この座標を使ってゲーム画面のどの場所に何を置くかなどを指定することになります。
プレイヤーを置く
画像の右上の方にあるオレンジ色のキャラクターがいますよね。
これをプレイヤーとします。
そして位置は

画面右上の方に置いて
ではもちろんダメです。
これもゲーム機に指定するときは座標としてXYで指定してあげる必要があります。
すでにこちらは画像にある通りですが

X軸(横)を+4、Y軸(縦)を+3の位置にプレイヤーを置いてください
と伝える必要があります。
敵キャラクターを置く
では右下にいる悪そうな紫のキャラクターがいます。
これを敵キャラクターとします。
そして位置は

右下あたりに置いて
ではこちらもダメです。
プレイヤーと同様に数値で伝える必要があります。

X軸(横)を+3、Y軸(縦)を-3の位置に敵キャラクターを置いてください
これでゲームのキャラクターを置くことができました。
ゲームではこのようにゲームに登場するキャラクターや物を配置していくことになります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
座標自体シンプルな内容で短かったので自分でも驚きです。
ざっくりお伝えするのが本記事の強みなのでこれからもこんな感じでお伝えしていければなと思います。
ではここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント