英語の勉強始めた時にとりあえず目標は高く持とうと「ネイティブレベルになりたい!」と言ってしまうことはありませんか?
これは英語を始めるときの目標としてありがちだと思います。
なぜなら私もその一人でした。
今回このことについて記事にしようと思います。
英語のネイティブレベルなることはできるのか
個人的な見解ではネイティブっぽくはなれるけど本当の意味ではなれないと考えています。
ネイティブっぽい言い回しをすることはもちろんできるでしょう。
そして発音に関しても練習すれば相違ない発音が得ることもできると思います。
しかしその国で育ったことがある人しかわからない文化があり、日本で育った私達にも学校でのあるあるとか懐かしいテレビ番組あると思います。
例えばジョークを言う時にそういったこと絡めたりして笑いを誘ったりもできますよね。
しかし外国の方にそれを理解しろというとなかなか酷だと思います。
もちろん英語ネイティブにも同じようなことがいえます。
英語の番組を見ていて「なぜこんなことで笑うんだ」って思うときもありますよね。それがまさに生まれ育った環境の違いだと感じます。
彼らにも懐かしいという感情で胸があたたまるようなものがあり、しかしそれは私達のものとは違うのです。なのでネイティブ同士が笑いあったりする輪に完全に私達が入り込むことはできないでしょう。
なので私は本当の意味でネイティブになることはできません。
フィリピンの語学学校で
フィリピンのある語学学校での入学式で校長先生(韓国人のネイティブではないけど流暢な英語を話す)が言っていたことがあります。
「あなた達はもうネイティブスピーカーにはなれません。しかしグッドスピーカーにはなることができます。」
この時「グッドスピーカーって何?」って感じでした。
今になってはわかりますが校長先生なりの応援の気持ちだったのでしょう。
英語を勉強する上でネイティブレベルになりたいというのは、もはやよくあることで校長先生もそれをわかっていたでしょう。しかしそれはできない上、ネイティブぽくなることすら果てしない道というのは本気で英語勉強したことがある人には理解できると思います。
今になってその言葉は挫折した時の生徒に送る言葉だったんだなと思いました。
英語を勉強していてなかなか自分の能力が上がらず悔しいときはたくさんありました。その度にその言葉を思い出し、焦らず勉強に取り組むことができたからです。
これを通して伝えたかったこと
英語は伝われば完璧に話さなくてもいいんです。
ネイティブじゃないんですから。
私は言語を勉強する上で完璧主義な人ほどつまずくことが多いと考えています。
なぜかというと言語は学ぶことが多い上、使わないと伸びないからです。
私もそうなのですが、完璧主義で準備して取り組む人は使う前に文法勉強とか準備しすぎて使うまでに至らないことが多いです。使わないと伸びない英語の準備を延々と繰り返していることがあります。
そしてこれは英語の発音の先生に教わった言葉です。
「英語を話したいならもっと図々しくなりなさい。」
本当にその通りだと思いました。
私は日本人は語学学校の中でもっとも話すことができない国だと考えます。
南米、韓国、中国の方々はそれはもうよく喋ります。笑
日本人が英語が苦手なのは恥や謙虚が美徳になっている文化だからです。
もちろんそれを否定するつもりはありません。
しかし新しい言語を習得する上でそれが弊害を生みます。
だから私は英語の時だけは図々しい自分になるように心がけてます。
「私の英語は間違ってない。むしろ間違っていたら直してくれ。
感じです。笑
最後に
いかがだったでしょうか。
このネイティブレベルという話を通して気持ちの面で英語への取り組み方をお伝えしました。これは私のような事前に準備しすぎる人には効果があるので伸び悩んでいるときなどに思い出してくれたらと思います。
おさらいとしては
・完璧主義にならない
・図々しくなる
です。
ではここまでお読みいただきありがとうございます。
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