今回は以前紹介したSubversionでのUnity管理で伝え忘れていた機能を紹介します。
その名もBlame(咎める)
名前だけ聞くと恐ろしいですが、実はチーム開発では本当に恐ろしい機能になりかねません。
なので恐ろしいことになる前にぜひ知っておいてくださいね。
はじめに
Unityでのsubversionでのプロジェクト管理はこちらで紹介しています。
読んでいない方は一度見ておくとわかりやすいかもしれません。
Blameを使う理由
使うシチュエーションは主にチーム開発している時に多いのですが
あれ?こんなコード組んだっけ?
だれか変更したのかな?
とか、個人開発では
自分でコーディングしたはずだけど
なんでこうしたんだっけ…
というのは往々にしてありますよね。
そういう時に便利な機能が「Blame」です。
機能としては
誰がいつ、そのソースコードの○行目まで編集したかがわかるものなんです!
おそろしいですよね。
なんとなくテキトーに作業してたり、「バレてないからいいや」的な仕事は全てバレてしまう機能なんです。
あれ、この作業は上司にバレてなかったんじゃ…
というのは「実はバレている可能性がありますよ」って話です。
では次は具体的な使い方を見てみましょう。
「Blame」の使い方
使い方は非常に簡単です。
この写真のように
そして次のウィンドウが開くので
デフォルトのまま(リビジョン1から)でOKを押します。
Blameの画面
次はこのように配色された画面がでます。
編集した箇所はバージョンごとに色付けされていて非常に見やすいです。
行ごとに名前まで出ていて誰が最後に編集したか一目瞭然…!
そして該当箇所を見つけたら赤丸1のような箇所を
ということで「編集した箇所がすべてバレる」ことになります。
なので
(上司さんの機嫌があまり良くないなぁ…
何も悪いことしてないし、あのコードはバレるはずはないし…)
ということがないように日頃から誠実な気持ちでコーディングしていくことが大事だと感じます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
業界に入ったばかりだと仕事にも慣れてないし、こんな機能も知らなかったりして
色々ごまかそうすることも多いのではないでしょうか…
ただ実際は上司が承知の上で知らないフリをしてくれていたりすることがよくあったりします。
その優しさと懐の深さに感謝しつつ、自分から言えるような誠実なプログラマーを目指していきたいものですね(自戒)。
では短い記事ではありましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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