人は報酬がないと頑張らない
コンテンツを公開するとAIに学習され、ゲームやイラスト、ブログ、動画などがパクられるという悲しい側面があるため、私を含めコンテンツ発信者はクローズド(閉鎖的な)発信をせざる得ないときが来るかと思います。(外部発信にしない利用規約など込みにしたコミュニティ)
歴史的にも資本主義のように報酬がないと成果がでないことは明らかなため何かしらの影響はあると考えています
情報の民主化が終わる?
以前はGoogleからの報酬があったため「情報の民主化」がトレンドになっていましたが、ChatGPTで確認するなら広告なども見られることもないため報酬に直結しません。
そのうち情報の民主化が終わりを告げる可能性もありそうです。
妄想だけど
1.生成する文章は二次的な配布に近い
2.よって情報発信者に広告費や知名度などの報酬が入らない
3.横取りされるので最新の情報はChatGPT外で発信されるようになる
4.最新の情報はクローズド環境で発信されはじめる
5.問いかけても古い情報しか出てこない情報の民主化が終わる?かも
— Tadapy (@tadapy88) March 7, 2023
「知財侵害との戦い」が始まる?
さきほどお伝えしたとおり、AIにあって人間にあるものは人権や法律です。
AIがこれから人間社会で活躍する時代はくるかと思いますが、この壁は長い間崩れないとも考えられます。
むしろ崩れたときは人間社会の終わりとも…ゴクリ
そのためAIが民主化されることで大量の知財侵害が行われる可能性があり、先程お伝えしたAI文章を特定する技術もそうですが、各国自国の利益を守るためそれを特定するAIが現れると考えています。
AI関連のサービスの法律は厳しくなりそう
これを言うと
AIが学習したものなんてわからないじゃん
という方もいるかと思いますが、
法律で「AIで学習したリソースは何かしらのタグや一意のトークンを付与しないとサービスとしてリリースしてはならない」などの制限も起こりえます。
AIの学習した方法が人間ならば法律的にOKとなっていたものがAIではアウトになるなども全然ありえそうます。
このあたり結構グレーですもんね…
Googleの今後の動向も気になるところ
Google検索などではパクリ記事は類似度を測ってSEOが下がるようになっているかと思いますが、ChatGPTはMicrosoft傘下なので敵対するGoogleは自分たちの顧客が持っていかれる可能性があるためこのあたりの知財への取り組みやコンテンツへの正当な評価は強化してきそうな気がしています。
昨今のコンテンツ多様化に伴い、そこが追いきれてない感はあったのでGoogleにはその取り組みを期待したいところです
国際的な優位性を考える
AI開発は政治や他国との優位性を高めるために必要な技術なため政府がある程度飲み込む可能性もあるかもしれません。
日本のAIが先進国の中でもずば抜けていればその技術を売ることもできますし、戦争などの有事に利用される可能性も否定できないためAIの成長を止めることを慎重になる可能性も…
日本にはたくさんの資産がある
ただ日本にはゲームやアニメ、漫画などのコンテンツ制作などのサブカル文化が多くあり、それが税収などにも大きく貢献していると考えられるため、他国で悪用されるならAI製のコンテンツを排除や制限をかける法律ができてもおかしくないような気がしています。
個人的には技術的な進化は止めず、知財の権利を守り、まっとうなAI事業者が研究を続けられるような体制を目指していくのかなと考えています。
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次は私が考えるAI時代でするべきこととなります。
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