たった二人でここまで作れるの!?
話題のインディーゲーム『ライズオブリベリオン』を、開発者視点で本気レビューしました。
制作側の目線だからこそ見えてくる「すごさ」と「惜しい点」を、正直に語っていきます。

今日はこの前遊んだ、話題のインディーゲーム『ライズオブリベリオン』のレビューをお届けします。
あらかじめお伝えしておくと、僕自身が普段ゲームを作っている立場でもあるので、どうしても開発者目線になってしまうところがあります。
なので、ちょっと擁護寄りの部分もあるかもしれませんが、できるだけプレイヤーとしての視点も忘れず、正直に感想を語っていきます。
ちなみに、開発の裏話などにはあまり詳しくないので、もし認識にズレがあればご容赦ください。それでは、さっそくレビューに入っていきます!
すごいところ

まず素直に「すごい!」と感じたのは、たった二人でこのゲームを開発しているという点です。
ゲームエンジンの力を借りているとはいえ、3D探索型の大作をここまで作り込むのは想像以上に大変です。
しかも、タイトル画面のシステム設定からしてすでに丁寧で、不要に思えるような細かいオプションまできっちり用意されていました。
プレイヤーの快適さを意識して作られていることが、随所から伝わってきます。こういう基本設計の部分をしっかり整えているのは、本当に偉い…!
気になったところ

一方で、いくつか気になった点もありました。
まず気になったのは難しすぎる操作性です。アクションゲームに慣れていない人はおそらく詰むレベルで難しくなっており、うまくなる手段なども用意されていなかったため気になる方も多かったのではないでしょうか。
また例えばカメラの挙動が若干酔いやすかったり、視認性の面で操作に迷いが出ることがあったり。
また、ジャンプの挙動がふわっとしすぎていて、着地地点が掴みにくかったのも個人的には引っかかりました。
ただ、これらはゲームのシステムそのものが悪いというより、初見プレイヤーが上達への導線やがもう少しあると嬉しいとは感じました。
細かすぎるけど気になった点

ここからは完全に“開発者あるある”かもしれませんが、細かい部分にも少し触れておきます。
たとえばジャンプ時の効果音(SE)が少し遅れて聞こえたり、演出のテンポが惜しかったりと、あと一歩のところで粗が見える部分もありました。
それともうひとつ、キャラに音声がまったく入っていないのが少し気になりました。
フルボイスでなくても、「うん!」「えっ?」といったゼルダのような軽いかけ声があるだけでも、違和感はだいぶ緩和されると思います。
コストを抑えつつ雰囲気を保つ工夫として、検討の余地があるんじゃないかなと感じました。
総評:それでも応援したくなる理由

ここまでいろいろ書きましたが、僕がこのゲームに一番感じたのは「ここまでよく作ったな…」という感動でした。
文句を言う前に、まず拍手を送りたい。そんな作品です。
たった二人で、これだけのスケールと密度を実現した努力は本当にすごい。
だからこそ、あともう一歩だけプレイヤー目線で詰めていければ、もっともっと化けるゲームになると思います。
今後のアップデートや次回作にも大いに期待していますし、個人開発者としても、すごく励みになりました。
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