NCMBに証明書などを設定していく
さきほどのアプリケーションキーを取得する際に「ニフクラBackend」サイトを開いたとは思うのですが、次はこちらを確認してください。
トップ画面にきたら右上にある「アプリ設定」を開きます(下記画像)
そして右側の「データ・ファイルストア」を選択すると
下記のような画面になります。
画像を見ると
といった項目が見えるかと思います。
これは別々プラットフォームごとに別の方法でファイルを用意して設定する必要があるということです。
ついでに「プッシュ通知の許可」もONにしておきましょう!
次は順にその証明書ファイルを用意する方法を紹介していきます。
iOSの証明書(p12形式)
基本的には下記の公式による手順がかなり詳しいので参考にしましょう。
引用となりますが、参考ページには下記のようにあるので指定の項目まで進めましょう。
「4.2 APNs用証明書のアップロード」まで行う
私は「p12」という形式で行ったのでその手順に沿って設定を行ってください。
ちなみにざっくり説明すると
ちなみに証明書を作成する時に作成する時に開発用と本番用を作成するとあります。
個人的にはサーバー側の設定を変えたりアプリ側を切り替えたりが手間になりそうな気がしているので自分はひとまず本番のみで運用しています(状況やリスクなどを鑑みて判断お願いします)。
「必要になったら用意する」というスタンスです!
次はAndroid側のファイルを用意しましょう。
Androidの証明書
基本的な流れはこちらも引用となりますが下記をおこないましょう。
「4.1 プッシュ通知の有効化」まで行う
こちらも簡単に説明すると
という流れです。
「BundleID」が未設定の方
もしバンドルID(Bundle ID)未設定の方は下記の2つ目の項目にありますので再度ご確認ください。
バンドルIDはアプリを認識する固有IDです!
すでにFirebaseをご利用の方
私がそうだったのですが、こちらの記事で紹介したFirebaseを
すでに登録し、利用されている方もいると思います。
そういった方はすでに「秘密鍵の作成」のみを行い、NCMBのコンソールから設定するのみで問題ないようです。
他にもまだ設定がUnityプロジェクト側に必要になりますが
それはまた後でお伝えしていきます。
Android用のプロジェクト設定
インストールしたAndroid用ファイルにアプリIDなどを設定する必要があるので対応していきます。基本的には下記の手順に沿ったものです。
AndroidManifest.xmlにバンドルIDを設定
Assets/Plugin/Androidフォルダの「AndroidManifest.xml」ファイルに
いくつか設定が必要なので対応していきます。
package=”ご自身のバンドルID” >
例えば「package=”com.TedLab.NewApp” >」という感じです!
google-services.jsonの配置場所
公式にはこのようにあるので
google-services.jsonは、プロジェクト内のAssets/Plugin/Android直下に配置してください。
google-services.jsonは指定のフォルダに配置してください。
プッシュ通知アイコンの変え方
こちらの方法で対応可能なようです。
ファイル名を指定して規定のフォルダにアイコンファイルを入れるだけだと思うのですが
自分はうまくいきませんでした…
よくわからないですし、とりあえず今は保留にしています…
(またいつか対応します…!)
基本的にはこれで準備は完了したと思われます。
記事を追加しました。2021/05/05
NCMBのAndroidのアイコン設定について記事にしました。
もし必要な方はこちらかご確認いただけますと幸いです。
NCMBでプッシュ通知を作成する方法(動作確認の方法)
いつも通り下記のコンソール画面に移動します。
プッシュ通知を作成する
コンソール画面左側にプッシュ通知というメニューを選択します。
そして一覧という項目の右手にある「新しいプッシュ通知」を押します。
発信する内容などを設定
そして次にいくと題名、メッセージを入力できるので
状況に応じたものを入力します。
最後に配信するタイミングを設定して
確認するだけなので「今すぐ配信」を選択し、該当する端末に応じて
にチェックを入れてください。
最後に配信端末を任意に指定してプッシュ通知を行うことができます。
受信する人を絞ったり、iOSならiOSだけ、AndroidならAndroidのみと色々設定できるので状況に応じて利用しましょう!
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